イベントが終わった翌日、地域に何が残るだろう。(中嶋 真由美)

瑞穂のヒト

この秋、名古屋市博物館と瑞穂通商店街で「博物館やっとかめ祭り」を開催します。

9月5日・6日/9月19日・20日/10月24日・25日(各日10:00〜15:00)

会場は、名古屋市博物館の前庭です。

クイズラリーや縁日あそび、体験ブース、キッチンカーなど、子どもから大人まで楽しめる企画を準備しています。

でも、私たちが本当に作りたいのは、ただ人が集まる一日ではありません。

準備を通して生まれる、地域の中の新しいつながり

今回、近隣の高校や大学、地域団体、ボランティアの皆さんにも声をかけました。

8月には、博物館で出展者や関係者が集まり、説明会を行いました。

初めて会う人もたくさんいました。

けれど、その日までに何度もメールやチャットでやり取りを重ねてきた方も多く、「初めまして」なのに、どこか初めましてではないような感覚がありました。

私は、イベントは当日だけが本番ではないと思っています。

誰に声をかけるのか。 何のために開催するのか。 どんな人と一緒につくるのか。

意見が違えば、話し合う。

困っている人がいれば、助け合う。

その準備の一つ一つが、地域の中に新しい関係をつくっていきます。

今回のお祭りでは、当日の飛び込みボランティアも受け付ける予定です。

大人だけではありません。

小さなお子さんも、保護者の方と一緒なら、「おしごと体験」のような形で参加できる場をつくりたいと考えています。

今日、お客さんとして遊びに来た子が、

「今度は自分もお手伝いしてみたい」

と思う。

そして何年か後、

「昔、商店街のお祭り楽しかったよね。今度は自分たちがやろうよ」

そんなふうに思ってくれる人が一人でも増えたら。

それは、一日のにぎわいよりも、ずっと大きなものかもしれません。



お祭りを見る人から、一緒につくる人へ

博物館に来た人が、瑞穂通商店街を知る。

商店街を知っている人が、博物館へ行ってみる。

学校と地域がつながる。

子どもと地域の大人が顔見知りになる。

そして、「見ている人」が「一緒につくる人」になっていく。

私は、そんな小さな変化の積み重ねこそが、地域活性化なのではないかと思っています。

この秋の「博物館やっとかめ祭り」が、その最初の一歩になりますように。

ぜひ、遊びに来てください。

そしてもし当日、

「ちょっと手伝ってみようかな」

と思ったら、受付にいる私にぜひ声をかけてください。

お祭りを見る人から、お祭りをつくる人へ。

地域の未来は、案外そんな小さな一歩から始まるのかもしれません。

中嶋真由美

親子で地域活動を通して、人と人がゆるやかにつながる場づくりに挑戦中。
多世代が関わり合えるまちを目指しています。

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