不登校の先にあった、もうひとつの出会い(中嶋 真由美)

瑞穂のヒト

瑞穂通商店街でSNS広報をしているまゆっぴです。3人の子どもを育てるワーママです。

瑞穂通商店街とまゆっぴ。

私が商店街の活動に関わるようになったきっかけは、長男の不登校でした。

小学校5年生の頃、長男は人間関係の疲れから、学校を休む選択をしました。

不登校と聞くとネガティブに感じるかもしれませんが、長男は自分の気持ちを私や夫、先生にもよく話してくれていました。

だからこそ、「心を休めるために休む」という選択をしました。

ただ、実際に学校を休んでみると、また別の問題がありました。

瑞穂通商店街がくれた、もうひとつの居場所。

人と話すことが大好きな長男にとって、「人と関われないこと」は大きなストレスになっていったのです。

人間関係に疲れ、もう人と関わりたくない、と言う一方で、人と話すことを求めていたのです。

そんなときに出会ったのが、瑞穂通商店街でした。

丸日商店の青木さんによる、手作りの毎月発行されている商店街新聞でボランティア募集の記事を見つけ、商店街会議に参加したのが始まりです。

地域の活動に関わる中で、長男はたくさんの大人や子どもたちと出会いました。

イベントの手伝いをしたり、人前で発表する機会をいただいたり。

学校とは違う場所で、人と関わり、挑戦する経験を重ねていきました。

その中で長男は、改めて「やっぱり人と関わりたい」という気持ちを持つようになり、6年生からまた学校に通うようになりました。



「地域に出る」という選択肢が、家族の新しい一歩になる。

これはあくまで一つの例ですが、私はこの経験から強く感じたことがあります。

それは、子どもにとって「人と出会う機会」がどれだけ大切かということです。

不登校になると、どうしても家の中にいる時間が増えます。

保護者も仕事を調整したり、辞めなくてはならず、生活が大きく変わったりすることが多いと思います。

結果、家庭の収入は減ります。

でも、地域に目を向けてみると、お金がなくても参加できる体験や出会いがたくさんあります。

商店街のイベントや地域の活動は、そのひとつの事例にしか過ぎません。

子どもは、出会った人の数だけ、経験し、学び、変わっていくのだと思います。

だからこそ、小さな一歩でもいいので、地域に顔を出してみることには意味があると感じています。

もし今、同じように悩んでいるご家庭があれば、
地域に出てみる」という選択肢もあることを、そっとお伝えできたら嬉しいです。

瑞穂区には、人と人がゆるやかにつながる場所があります。

その中で生まれる出会いが、子どもにとっても、大人にとっても、新しい一歩につながるかもしれません。

中嶋真由美

親子で地域活動を通して、人と人がゆるやかにつながる場づくりに挑戦中。
多世代が関わり合えるまちを目指しています。

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