はじめまして。
瑞穂区・大喜町にある「秋月院」の住職、中村晋峰です。
「瑞穂のヒト」で新たに連載を始めさせてもらいます。宜しくお願い致します。

南区にあるお寺で生まれ育った私は、小さい頃から泣き虫で、お調子者で、いつも体のどこかに擦り傷をつくっているような子どもでしたが、でも不思議と最後は仏さまに守られていたと思います。
仏縁に導かれ、気がつけば住職になって十五年目を迎えています。
私がお寺に入って間もない頃、近所に住む方々から「こんなところにお寺があるなんて知らなかった」などと言われたことがありました。「知る人ぞ知るお寺」になってしまっている危機感から、もっと地域に開かれたお寺にしたいと考えるようになりました。
二つの町をまたぐ秋月院:人と地域をつなぐ「不思議な縁」

秋月院は慶長三年(1598年)の創建以来、もともとは熱田神宮の隣にありましたが、昭和十三年の神宮拡張に伴い、現在の瑞穂区へ移ってきました。境内地は大喜町と上坂町の二つの町内にまたがり、本堂や書院もちょうどその境目に建っています。
家の中にいながら瑞穂学区と堀田学区を行き来できるという、少し不思議な環境ですが、だからこそ人と人、地域と地域をつなぐ場所でありたいと感じています。
南区から移り住んできた当初は、地域との関わり方もわからず、不安なことも多くありました。しかし、瑞穂小学校のPTA活動をはじめ、地域の見守りや行事に参加する中で、地元の方との交流も深まり、子どもたちが皆さんに支えられているのだと実感するようになりました。
今では瑞穂学区は安心して暮らせるだけでなく、新しく来た人もあたたかく迎え入れてくれる、そんな魅力ある地域だと感じています。

これから「ミズイレ」でやっていきたいこと
昨年1月、「瑞穂まちづくり協議会」を立ち上げ、仲間とともに「つながる街づくり」を目指して活動しています。「瑞穂むすびの朝市」や「秋月祭」など、地域の皆さんが気軽に集い、交流できる場づくりに取り組んでいます。
「ミズイレ」では、お寺のことをより身近に感じていただくとともに、私たちと同じように活動されているさまざまな団体の皆さんとも交流を深め、これからの街づくりにつながる活動へと広げていきたいと考えています。
お寺が檀信徒の皆様や地域の皆様にとって、「ちょっと遊びに」「ちょっとお参りに」「ちょっとひと休みに」
そんなふうに気軽に立ち寄れる、実家のようにほっとできる場所になれたら嬉しく思います。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。


幸せは、人とのご縁から。
瑞穂区から生まれる出逢いに感謝。
[ホームページ(秋月院)]



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